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S&P500の夜間・週末の価格|CFD・先物・24時間の参考値の違い
- 平日の夜間窓(17時間)の変化(絶対値)の中央値は0.30%でした(104日)。
- 週末窓(65時間)は0.34%(23回)、立会観測窓(7時間)は0.42%でした。
- 数字は無期限先物の参考値です。S&P500指数そのものではありません。
目次
S&P500は、米国を代表する株価指数です。指数そのものは、米国市場が開いている時間帯に更新されます。
では、その外の時間に値段はどれだけ動いているのか。この記事は、S&P500に連動する無期限先物の1時間足で測りました。
対象は2026年3月19日〜9月25日起点の窓です。平日の夜間104日と、週末23回を数えました。
後半では、夜間・週末の価格の4区分を整理します。時間外取引・先物・CFD・無期限先物の参考値です。
S&P500と米国の立会時間
500社ほどの株価から算出する指数
S&P500は、米国の代表的な企業500社ほどの株価をもとに算出される株価指数です。
指数そのものが動く時間帯
米国市場の通常取引は、米国東部時間の9時30分〜16時です。日本時間では次の時間帯にあたります。
| 区分 | 日本時間の通常取引 |
|---|---|
| 夏時間 | 22時30分〜翌朝5時 |
| 冬時間 | 23時30分〜翌朝6時 |
サマータイム切替の時期などで前後します。休場日はNasdaqの休場日カレンダーに掲載されています。
指数が動くのは、米国市場が開いている時間帯です。
何をどう測ったか
データ源と対象
対象は、S&P500に連動する無期限先物の1時間足です。値の出所は、冒頭の出典行にある公開APIです。2026年9月29日に取得しました。
返ってきた足は、2026年3月18日13時から始まります(協定世界時)。確定した足は4,678本で、欠損は0本でした。
取得の時点で確定していなかった最後の1本は、使っていません。
3つの窓
1時間足は毎時0分で区切られます。そこで、各目標時刻の直前に確定した足の終値を区切りにしました。時刻は米国東部時間です。
| 窓 | 定義 | 長さ |
|---|---|---|
| 立会観測窓 | 9:30の直前1時間足終値 → 16:00の直前1時間足終値 | 7時間 |
| 夜間窓 | 16:00の直前1時間足終値 → 翌日9:30の直前1時間足終値 | 17時間 |
| 週末窓 | 金曜16:00の直前1時間足終値 → 月曜9:30の直前1時間足終値 | 65時間 |
「直前1時間足終値」は、目標時刻より前に確定した最後の1時間足の終値です。9時30分の区切りは9時ちょうど、16時の区切りは16時ちょうどになります。
観測窓は足の確定に合わせた集計上の区切りです。立会時間そのものではありません。
日本時間での位置
期間中の窓は、すべて米国の夏時間でした。日本時間では次のとおりです。
| 窓 | 日本時間(夏時間) |
|---|---|
| 立会観測窓 | 22時 → 翌朝5時 |
| 夜間窓 | 5時 → 同じ日の22時 |
| 週末窓 | 土曜5時 → 月曜22時 |
数えた窓と、数えなかった窓
夜間窓は、翌日も米国の営業日である日だけを数えました。104日あります。週末窓は、金曜と月曜がともに営業日の回で、23回です。
平日の休場を挟んだ窓は5回ありました。長さが89時間になるため、夜間窓にも週末窓にも入れていません。別の表に載せます。
休場日は当サイトの休場日カレンダーで判定しました。必要な足が欠けて除いた窓は0回です。補間はしていません。
立会観測窓=7時間、夜間窓=17時間、週末窓=65時間。休場を挟んだ5回は別に扱います。
当サイトの記録
中心の数字
変化率は「(終了の終値÷開始の終値−1)×100」です。表示のときだけ小数第2位に四捨五入しました。立会観測窓の列は、夜間窓と同じ104日で数えています。
| 項目 | 立会観測窓(N=104) | 夜間窓(N=104) | 週末窓(N=23) |
|---|---|---|---|
| 変化(絶対値)の中央値 | 0.42% | 0.30% | 0.34% |
| ±0.5%超の窓 | 35.58%(37/104) | 24.04%(25/104) | 39.13%(9/23) |
| ±1%超の窓 | 7.69%(8/104) | 4.81%(5/104) | 13.04%(3/23) |
| 最大の上昇 | +1.76%(2026-03-31) | +2.62%(2026-04-07夜) | +1.92%(2026-03-20起点) |
| 最大の下落 | -1.45%(2026-07-29) | -1.58%(2026-04-01夜) | -0.67%(2026-09-11起点) |
日付は窓の起点の日付です(米国東部時間)。「2026-04-07夜」は、4月7日の16時から翌8日の9時までの窓を指します。
夜間窓の読み方
夜間窓の変化(絶対値)の中央値は0.30%でした。同じ104日の立会観測窓は0.42%です。
夜間窓の変化(絶対値)が、同じ日の立会観測窓を上回った日は44日でした。104日中の42.31%です。
一方、最大の上昇+2.62%と最大の下落-1.58%は、どちらも夜間窓の側でした。中央値は立会観測窓が大きく、両端は夜間窓が大きい、という記録です。
週末窓の読み方
週末窓の変化(絶対値)の中央値は0.34%でした。23回のうち、±1%を超えたのは3回です。
週末窓の変化(絶対値)が、直前の金曜の立会観測窓を上回った回は14回でした。23回中の60.87%です。その金曜23日の立会観測窓の中央値は0.24%でした。
窓の長さの違い
3つの窓は長さが違います。夜間窓は立会観測窓より10時間長く、週末窓は58時間長い窓です。
表の数字は、7時間・17時間・65時間それぞれの区間の変化率です。1時間あたりの変化率を比べた表ではありません。
1日の値幅のうち立会観測窓の外の分
もう一つの測り方は値幅です。立会観測窓の始まりから24時間の、高値と安値の幅を分母にしました。分子は、夜間窓の17本の足だけで作られた幅です。
計算式は「(夜間窓の足の高値−安値)÷(24時間の足の高値−安値)×100」です。この割合の中央値は72.01%、平均は67.94%でした(104日)。
この割合は、夜間窓の幅が24時間の幅に占める大きさです。立会観測窓の幅と足して100%になる数字ではありません。
この記録に入っていないもの
記録にS&P500の公式指数値はありません。比較はすべて、この無期限先物の足の中で完結します。現物の始値や終値との差は計算していません。
変化が大きかった窓
夜間窓の上位5日
夜間窓104日から、変化(絶対値)の上位5日です。
| 日付(起点・米国東部時間) | 曜日 | 夜間窓の変化率 | 同じ日の立会観測窓の変化率 |
|---|---|---|---|
| 2026-04-07 | 火 | +2.62% | +0.54% |
| 2026-04-01 | 水 | -1.58% | +0.31% |
| 2026-06-22 | 月 | -1.43% | -0.37% |
| 2026-09-16 | 水 | +1.26% | -0.74% |
| 2026-05-14 | 木 | -1.14% | +0.48% |
5日とも、夜間窓の変化(絶対値)は同じ日の立会観測窓より大きい値でした。
週末窓の上位5回
週末窓23回から、変化(絶対値)の上位5回です。
| 金曜(起点) | 月曜(終点) | 週末窓の変化率 | 金曜の立会観測窓の変化率 |
|---|---|---|---|
| 2026-03-20 | 2026-03-23 | +1.92% | -1.21% |
| 2026-06-12 | 2026-06-15 | +1.29% | +0.44% |
| 2026-06-26 | 2026-06-29 | +1.08% | +0.04% |
| 2026-03-27 | 2026-03-30 | +0.94% | -1.33% |
| 2026-07-24 | 2026-07-27 | +0.89% | -0.01% |
この表は起きた値の記録です。変化の理由は、この記録からは特定できません。
休場を挟んだ窓と月別の内訳
平日の休場を挟んだ5回
| 起点の営業日 | 休場日 | 次の営業日 | 長さ | 変化率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-04-02 | 2026-04-03 | 2026-04-06 | 89時間 | +0.20% |
| 2026-05-22 | 2026-05-25 | 2026-05-26 | 89時間 | +0.74% |
| 2026-06-18 | 2026-06-19 | 2026-06-22 | 89時間 | +0.04% |
| 2026-07-02 | 2026-07-03 | 2026-07-06 | 89時間 | +0.51% |
| 2026-09-04 | 2026-09-07 | 2026-09-08 | 89時間 | -0.10% |
5回とも週末と休場日が続いた窓です。回数が少ないため、中央値は出していません。
月別の内訳
| 月 | 夜間窓の日数 | 立会観測窓の中央値 | 夜間窓の中央値 | 値幅の割合の中央値 | 週末窓の回数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03 | 7 | 0.87% | 0.49% | 82.81% | 2 |
| 2026-04 | 17 | 0.31% | 0.28% | 71.44% | 3 |
| 2026-05 | 15 | 0.40% | 0.32% | 72.51% | 4 |
| 2026-06 | 17 | 0.51% | 0.28% | 61.29% | 3 |
| 2026-07 | 17 | 0.37% | 0.26% | 72.11% | 4 |
| 2026-08 | 17 | 0.30% | 0.38% | 77.16% | 4 |
| 2026-09 | 14 | 0.41% | 0.26% | 70.81% | 3 |
立会観測窓と夜間窓の列は、変化(絶対値)の中央値です。月は起点の日付で分けました。3月は19日から、9月は24日までの日数です。
夜間窓の中央値が立会観測窓を上回った月は、8月だけでした。
読むときの注意
起点の日付は2026年3月19日から9月25日までです。冬時間の窓は1回も含みません。これは「この期間の記録はこうだった」という数字です。
夜間・週末の価格の4区分
立会時間の外で見られるS&P500関連の価格は、1種類ではありません。次の4つは、取引時間・満期・費用・値の区分が異なります。
米国株の時間外取引
米国株には、通常取引の前後に時間外取引の枠があります。プレマーケット・アフターマーケットと呼ばれる枠です。
ここで取引されるのは、S&P500に連動するETFなどの商品です。指数そのものではありません。
時間外は参加者が少なく、値動きが荒くなりやすい点が、米SECの説明に記載されています。
先物(E-mini S&P 500 など)
S&P500には、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場する先物があります。代表的なE-mini S&P 500先物は、日曜から金曜にかけて取引されています。
取引時間は、現地時間で夕方から翌日の日中までです。短い休止を挟みます。
先物には「限月」と呼ばれる満期があります。期限が来ると清算されます。
CFD(差金決済取引)
S&P500に連動するCFDは、業者によっては平日ほぼ24時間の枠で取引できます。取引時間や土日の扱いは、業者によって異なります。
CFDはレバレッジをかけられます。値動きによっては、短期間で大きな損失が生じることがあります。
費用の項目には、金利・配当に相当する調整やスプレッドなどがあります。
無期限先物の参考値
無期限先物とは、決済期限のない先物のことです。S&P500に連動する無期限先物の価格は、週末を含めて24時間提示されています。
この記事の計測に使ったのは、この価格です。指数とは別の契約の価格で、参考値です。
4区分の並び
| 手段 | 押さえどころ |
|---|---|
| 米国株の時間外取引 | 値動きが荒くなりやすい |
| 先物 | 長い取引時間だが満期がある |
| CFD | ほぼ24時間だが持ち越しコストやレバレッジのリスクがある |
| 24時間の参照価格 | 指数そのものではなく参考値 |
この節は仕組みの一般的な整理です。特定の商品や取引を勧めるものではありません。
カブカ24でできること
カブカ24の盤面は、S&P500に連動する無期限先物の参考値を表示します。表示は24時間続きます。夜間窓と週末窓の時間帯も、同じ盤面で見られます。
出典の詳細は、当サイトの「このサイトについて」に記載しています。実際に取引できる商品や時間帯は、各証券会社・取引所の公式情報に記載されています。
盤面の表示は無期限先物の参考値です。
よくある疑問
Q. 週末にS&P500指数そのものは動きますか
A. 指数そのものは、米国市場が開いている時間帯に更新されます。この時間帯を外れると動きません。
Q. 米国市場の通常取引は、日本時間で何時ですか
A. 夏時間で22時30分〜翌朝5時、冬時間で23時30分〜翌朝6時です。サマータイム切替の時期などで前後します。
Q. この記事の数字は、S&P500指数の値動きですか
A. いいえ。S&P500に連動する無期限先物の参考値です。公式の指数値とは一致しないことがあります。
Q. 夜間窓と立会観測窓は、同じ長さですか
A. 違います。立会観測窓は7時間、夜間窓は17時間、週末窓は65時間です。表はそれぞれの区間の変化率です。
Q. 米国の休場日はどう扱いましたか
A. 休場日を起点や終点にした窓はありません。平日の休場を挟んだ5回は、別の表に分けました。
Q. 先物なら、ずっと持ち続けられますか
A. 先物には「限月」と呼ばれる満期があります。期限が来ると清算されます。
Q. 今後も同じ大きさで動きますか
A. 書きません。この記事は計測期間の記録で、将来の値動きの予測ではありません。
変更履歴
- 2026-09-29: 「当サイトの記録」を1時間足の計測に差し替え。日次の保存値42点の表は外しました。
- 2026-09-27: 商品選択や方向感の説明を、取引時間・満期・費用・参考値の区分に変更。
まとめ
- 夜間窓(17時間)の変化(絶対値)の中央値は0.30%でした(104日)。
- 週末窓(65時間)は0.34%(23回)、立会観測窓(7時間)は0.42%でした。
- 最大の上昇+2.62%と最大の下落-1.58%は、どちらも夜間窓でした。
- 24時間の値幅に対する夜間窓の値幅の割合は、中央値72.01%でした。
- 数字は無期限先物の参考値による、2026年3月〜9月の記録です。
記録の詳細: 対象=S&P500に連動する無期限先物の1時間足4,678本(欠損0)。取得=2026-09-29。
本記事は仕組みと計測の説明です。特定の取引を勧めるものではありません。
出典: CME『E-mini S&P 500 Futures Contract Specs』取得日 2026-10-10 / Nasdaq『Nasdaq Trading Schedule』取得日 2026-10-10 / 米SEC investor.gov『Extended-Hours Trading: Investor Bulletin』取得日 2026-10-10 / Hyperliquid公開API(当サイトの表示価格) / 公開日: / 最終更新: / 無期限先物由来の価格は参考値です。
出典: CME『E-mini S&P 500 Futures Contract Specs』取得日 2026-10-10 / Nasdaq『Nasdaq Trading Schedule』取得日 2026-10-10 / 米SEC investor.gov『Extended-Hours Trading: Investor Bulletin』取得日 2026-10-10 / Hyperliquid公開API(当サイトの表示価格) / 公開日: / 最終更新: / 無期限先物由来の価格は参考値です。